2023年リライト42本目
最新作公開までに全作予習⑥
◆あらすじ
ミッション遂行のため、盗まれたプルトニウムを奪還したイーサン（トム・クルーズ）。
しかし、仲間の命と引き替えに何者かにプルトニウムを奪われてしまう。
イーサンは“ジョン・ラーク”という正体不明の男を手がかりに、プルトニウム奪還と核爆発阻止のミッションに乗り出す―――。
◆感想
MIシリーズ全作マラソンもようやく終わり！これで新作への予習はバッチリ！！
本作は『ローグ・ネイション』ほど派手な幕開けではなく、プルトニウムと金を取り引きするというシリアスな展開。銃撃戦はあるものの、シリーズではわりと落ち着いたスタートなのでは？まぁ、その後の全部でっちあげ尋問（？）シーンでがっちり心掴まれたがな！？「そういうことか！」と思わずにはいられない（笑）いきなりベンジーのフルマスク姿が見れるとは！
本作では新たにヘンリー・カヴィルとヴァネッサ・カービーがキャスティングされています。ヴァネッサ・カービーは新作にも引き続き登場するみたいですね！そして、MI6を引退したと思われていたレベッカ・ファーガソン演じるイルサも再登場。さらに前作で拘束したレーンの姿もあり、MIシリーズとして話が連続しているのははじめてじゃない？アクションはもちろんですが、シリアスさも増していた印象。
てか、相変わらずイーサンの考える任務がぬかりなくてびっくり。視聴者としては「そういう展開！？」「すべて計画通りか！」と驚くし、やっぱりそこにこそスパ映画ならではの面白味を感じますね。話が進んでから知る事実もあって、ほんとうに上手くできてるシリーズだなぁと脱帽。
ベンジーがレーンに変装するシーンは覚えてました！恐らくテレビ放送で観たくらいだったのですが、個人的にはかなり印象的なシーンだったので。さり気なくハンリー長官がチームメンバーになってるの良い。そして、やっぱりウォーカーは裏切り者だった！！（知ってる）
本作でもトムは体を張ってますね…ビルからビルへ飛び移ったり、全力疾走したり、高いところから飛び降りたり、どのシーンでも一切の妥協がない。こっちが息切れしそうな運動量💦「画面ロックしてた！」「2Dで見てた！」って言うベンジー面白すぎか（笑）
本作で驚いたのは、ミシェル・モナハン演じるジュリアが再登場したこと。といっても『ゴースト・プロトコル』以来ですが。んん～個人的にはここの設定がイマイチなんよな…イーサンの弱みになっているというか、イーサンは仲間想いだからジュリアの存在だけじゃないんだけど、スパイたるもの弱みがあってはいけないと思うのですよ（あくまでも個人の意見です）。
にしても、ルーサーほんまに良い人やな！？ベンジーもそうだけど、古参メンバーで一番イーサンのことを思ってるよね！
本作の見どころは、イーサンがヘリを操縦する終盤のシーン（+断崖絶壁）。さながらトップガンのようで、空中でのウォーカーとの攻防戦はハラハラドキドキ。「そんなことできる？！」と言いたくなるような体の張り方をしているので必見です！しかも、その裏で爆弾を解除できるかみたいな展開もあるので、いろんな意味で緊張しっぱなし。ルーサーもベンジーもイルサも、ついでにジュリアもめっちゃ頑張ってましたね。
本作もアクション満載！シリアスに加え、少し笑えるシーンもあったりして、どんどん面白くなりますね。新作にも期待！！！
