以下、観直しコメント。
Wikiで引いてみると「クライム/スリラー」カテゴリに分類されていたが、この映画は普通に「コメディ」だよ。
所々に殺人シーンはあるのだが、ウッカリ殺人だったり、脅しだったり拷問だったり、勢い余って殺してしまったりと、全く恐怖感を煽ってはこない。
そもそも恐怖感を演出するつもりもないように見えるよ。
間延びした場面が延々と続き、肝心のジョン・トラボルタも、どうにも間の抜けたキャラクターに仕上がっていた。
他、演者たち全般、コメディタッチな演出やセリフになっていて、やはり笑える場面が多く、シリアスな場面なのであろうところまでコメディに見えてきてしまったよ。
ストーリーや構成としては間違いなくスリラーなのだが、笑えるだけのスリラーというのも私としては新鮮だったよ。
それから、最後の種明かしが長すぎる……
まあ、あれだけのイジメを受ければ、皆殺しにしてやりたくなるのも当然だな。
殺されたクズ野郎も「カルマ」により自分に返ってきただけのこと、だな。
前回視聴から少し年月が経過していたこともあるが、半分以上は思い出せなかったので、また数年後には思い出せなくなるように思う。
このくらいだな。