映像に合ってんだか合ってないんだかわからない音楽が、第一ストーリー自体の歯車も噛み合ってないので、結局最高。エリック・セラのスラップベースが引っ張るPOPバンドが、あんまり映画で見たことないタイプで新鮮。後半はほとんどMTV。
地下の生活は楽しそうなユートピア感で、エレナが取り込まれるのもむべなるかな。
そしてそのイザベル・アジャーニの美しさ可愛さといったら。唐突なモヒカンスタイルだったり、ノリノリで撮ってるリュック・ベッソンが目に浮かぶ。
冷蔵庫開けっ放し、コーヒーでもアルコールでも栄養剤のタブレット入れて、ボールペンをマドラー替わり。明らかにヤバいさまをサラッと見せるところも○
ラストのキレもいい。出来不出来がどうとかでなく愛すべき作品。