ピッツア橋本

サブウェイのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

サブウェイ(1984年製作の映画)
4.0
"タクシーに乗る前に地下鉄もご利用下さい"

『TAXI』のリュックベッソン監督の初期作。
地下鉄に住み着くように徘徊する若者たちと警察や強面の人々がチェイスするスピーディーアクション&ラブストーリー。

フランスの地下鉄ってこんなに広いのか?と思うくらい色んな空間、スポット、そこに携わるヘンテコキャラたちの入り乱れる感じが楽しい。

主人公たちの地下住まいには何だかミュータントタートルズを思い出す。

ある書類を巡ってチェイスしたり、バンドを作る流れがあったり、恋愛もあり…狭い空間で色々イベントが起こるのだが、それが最後に連結する感じがリュックベッソンらしい。

ちょっと事件の時系列が分かりにくかったけど、何か終わりカッコよければすべてよし!
って感じの何だか決まったラストだった。

まさに後の『グランブルー』『TAXI』『トランスポーター』の原石のようなものが詰まった、荒いけど見所ある作品だった。

ジャンレノのドラム捌きは味があって良い!!笑
ピッツア橋本

ピッツア橋本