お湯

君の名は。のお湯のレビュー・感想・評価

君の名は。(2016年製作の映画)
4.0
一ヶ月くらい前にようやく見ました。
本当に、ようやく見ました。
IMAX版が、翌日楽日だったので、焦って見に行きました。

災害などの悲劇って、関わっていない人間にとっては忘れてしまう一瞬の美しいものなのかもしれない。
非日常という面においてもそうだし。
ワイドショーで描かれた被害者たちの証言は、人間ドラマのような美学として私達はとらえてしまう。

恐ろしいメタファーを支えに、繰り広げられる美しい物語。


結末を知っていても、感動した。

本編最初から、涙が出てしまうほど、音楽、映像が心を惹き付けるような美しさ

見慣れた新宿の景色も、キラキラしていて、初めて来た世界を見ているみたいだった!
新海誠らしい切なさと大衆映画らしいハッピーエンド


秒速五センチメートル、言の葉の庭を見ていたので、また違った感動を得られた。
セリフのリズムだったり勢いが好きだった。


が、女性の描写が……。
ところどころにでてくる新海誠独特の、フィクションにしか存在しないような女性のセリフ、行動が嫌な感じ。いらなかった…よね?
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