オトンは神様。オカンは女神。オニイはキリストという家族構成からして、度肝だ。
神オトンに反旗を翻し、人類に余命宣告メールを一斉に送信した少女エアは、オニイ曰く「使徒の人数は6人にしとけ。12人は多い。マジ疲れる」との申し送りを受けて地上に降り立ち6人の使徒を探し始めるのだが・・・。
メタファーに次ぐメタファー。で、結局何コレなのだけれどもキレはあるけどコクはないグズグズなテンポが癖になる。
前作『ミスター・ノーバディ』で提示したものとは真逆な、でも勢いあまってテーマ（運命）は同じになるトリック。
野球が好きな女神オカンが選択したプログラムが最高。
目覚まし時計で起きた時、あと10分寝たいのは、神様が仕組んだのだと鑑賞後、マジで信じています。
