みなみ

好きにならずにいられないのみなみのネタバレレビュー・内容・結末

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケット詐欺。ポップ感は全然ない。ポツポツと紡ぐ会話、冬の寂しい北欧の景色の街、いじめ、偏見、孤独に趣味と音楽で耐えながらなんとか生きてる主人公の話。

北欧のどんよりした空、あまり明るくない晴れ、なんか地元を思い出す☁️

前半のフーシの孤独感や色んな好奇心の芽生えや勇気に共感していたら後半、成長を超えて不穏な展開に...

わかる、わかるよ。縋りたい気持ち。
でも彼女に自分の話も聞いてもらおうよ。
お母さんとの生活を否定されたのも突然の掌返し同棲キャンセルもつらい。

フーシの無償の愛ゆえの行動も限度を知らなくて怖かったのと、鬱に付き合うのはもう少し信頼関係ができてからじゃないと〜とか色々お節介を言いたくなるけど
でも一生懸命その信頼を作ろうとしている姿は優しい怪物を見ているようで嫌いではなかった。

恋愛って自分のアイデンティティを壊してなんぼだから、その新しく覚えた悲しみは絶対糧になるはず。私はフーシみたいな人がいると独りなのは1人じゃないんだって少し救われる。絶対幸せになろうね🤝
みなみ

みなみ