この間『モン・ロア』を観て、エマニュエル・ベルコに興味を持ち鑑賞。
いろんな愛がある。
愛とは見捨てないこと。
信頼すること。
愛を知らずに育った少年。
愛を与えてたつもりだった母。
どんなに裏切られても、彼には母しかいない。
でも、いつか、本物の愛に巡りあえる。
の、だろうか…?
一生、知らなで終わる人もいる?
愛に巡りあえたのは幸せ?
周りの人たちの温かいサポートや、諦めずにケアしてくれる人たちに支えられ、身の丈に合った愛を知り、身の丈にあった幸せを築いていく。環境って大事だよな。と、つくづく…
先週観た『T2 トレインスポッティング』でも、出会った頃の小学校のときの映像が流れて、あの頃は輝いている未来があったのに、どこでこうなってしまったのか?みたいなこと言ってたけど、スタートラインはそんなに変わんないのに、(てか、変わるよね。貧富の差は歴然としてあるもんね。)ホント、育った環境って大事だよね。わたしもどこでこうなった?>_<
淡々として、同じこのと繰り返しで、のんとなくドキュメンタリーを観ているような作品なんですがキャストがいいんです。
カトリーヌ・ドヌーヴの貫禄と安定感に、本作がデビューの主演のロッド・パラド、脇を固めるブノワ・マジメルや、大好きな『戦争より愛のカンケイ』のサラ・フォレスティエなど、すごく丁度いいキャスティング。
なんとなく『ぼくらの家路』や、親視点だけど『ある子供』を思い出した。