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「太陽のめざめ」に投稿された感想・評価

Keiko

Keikoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エマニュエル・ベルコ監督×カトリーヌ・ドヌーヴ主演という、『ミス・ブルターニュの恋』(2013) と同じタッグの作品。

『理由なき反抗』(1955)や、グザヴィエ・ドランの『マイ・マザー』(2009)、『Mommy/マミー』(2014)あたりを思い出した。思い出したというだけで、似ているという話ではない。

カトリーヌ・ドヌーヴ目当てで見たけど、マロニー役のロッド・パラドの演技に圧倒された。彼はすごい俳優になりそう。

マロニーはかなりのマザコンで、彼の母親もまた、かなり息子に依存・執着しているように見えるけど、本当に相手を思いやる心は持てていない。
それぞれ「自分が寂しいから」という理由で相手を求めているだけだ。1人になりたくないだけで、相手の幸せを願う余裕はまったくない。
そんな中、フローランス判事(カトリーヌ・ドヌーヴ)や教育係のヤンを始めとする大人たちは、本当にマロニーの将来を思って彼に手を貸してくれる。

マロニーが更生する最大のきっかけは、恋人テス(ディアーヌ・ルーセル)が妊娠したことになっているけど、これには眉をひそめてしまう。
マロニーがあんな非行少年になってしまったのは、どう考えても母親のせいだ。不器用ながらも息子を愛しているのはわかるけど、それにしたって同情できない要素が多すぎる。責任能力のない子供が、まともに避妊をせずに子供を産んでしまった末路がこれだ。
そんな母親に育てられたマロニーが、また同じことを繰り返すのか? 施設、少年院、刑務所を行ったり来たりしている未成年の彼が、本当に“まともな”親になれるのか?
そんな突き放す意見しか言えない私は、未成年に寄り添えない冷酷な大人なのだろうか?
テスに妊娠を告げられた時も逃げ、中絶からも逃げ、父親になる決意を固めたのかと思いきや妊婦の指導員に暴力を振るい……
「子供はオモチャじゃない」って、マロニーも彼の母親も言うけれど、本当に言葉の意味をわかって言っているのかな?

全編通してかなり苛ついてしまったけれど、こんな現実が世の中にはたくさん転がっているのだと思うと恐ろしい。「好みの映画じゃなかった」と片付けられる作品ではないと思う。
マロニー少年は問題ばかり起こしていた。判事フローレンスにより保護観察と矯正施設行きが決まった。マロニーの事を教育係のヤンが見る事に。16歳マロニーには周囲の大人に反抗ばかり。復学を目指すが…判事フローレンスと教育係ヤンは優しく手を差し伸べていた。マロニーの素行を観ていると脱走や暴行したり反省していなくて更生する気を感じなかった。教育係ブノワマジメルがいつも疲れていて哀愁漂っていて格好良かった。最終的に少し希望があったけど、マロニーに対して心配事は尽きなそうだった。
My

Myの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

カトリーヌ・ドヌーヴ目当て鑑賞したけれど、最後まで観るのがかなり辛かった…。
少なくとも、非行少年が愛を知ってる更生する感動物語ではない。

マロニーの問題はどう見ても更生施設で対処出来る問題を超えていて、これは病院も一緒にならないと難しいのでは。

最後に子供が出来て中絶するとなって初めて愛のなんたるかを知って更生したような演出になっているけれど、映画の3分の2で感情の爆発を抑えられず、その突発的な怒りで妊婦に暴力を振るう少年が、それだけで更生出来るのかはかなり不安。
ギリギリなんとかなりそうなのは、彼女の母親が更生施設側の人間でマロニーも娘も孫も見捨てなさそうなところかな…😥

でもマロニー以外にも更生が必要な子供は山のようにいて、表面上落ち着いたマロニーの事まで行政は手が回らないのは現実的かも…。
ラストはどうしても、これからの彼の人生を考えてしまう。
トト

トトの感想・評価

-
字幕 古田由紀子
@試写

後日、フランス映画(2017年)オープニングでも鑑賞
naomi

naomiの感想・評価

3.6
結構すんなり内容が入ってきて良かった。
若い2人は荒々しくもあり可愛くもあり
マロニーは最終的にはいい男
ブノア・マジメルが久々に観れてよかった
エンドロールの音楽がいただけない。
YOSHI

YOSHIの感想・評価

1.0
最後に無理やり良い話にしようとする映画。観ててうんざりする。
おぐり

おぐりの感想・評価

3.6
ぽすれん
フランスでは 触法少年に こーゆー支援をします と。
犬

犬の感想・評価

3.4
ルール

親の愛を知らず非行を繰り返す少年と少年を助けるために奮闘する大人たちの姿を描いたドラマ

カトリーヌ・ドヌーヴ主演作

あの子のために

悲しい

問題が山積み
なかなか難しいですね
珍しい少年更生施設もの。
ドラッグやアルコール更生施設はわりと見るが、ありそうでなかった未成年施設。
暴力に対して徹底的に排除していくのに比べ、タバコ、ドラッグ、未成年性交渉にかなり容認していることに、さすがに驚く。
結局あらゆる愛情も献身も努力は不毛に終わり、ようやく本人が父親になることで、救われたかのように描かれるが、前途はそれほど楽観できないことは明らかで、すっきりしない。
リアルといえばリアルだが、人権派の判事の、しかもカトリーヌ・ドヌーブをもってきてなお無力であるというプロットはすごい割きりだ。
しょせん国や行政での措置は人権擁護だろうが、ヒューマニズムだろうが何も役立ってはいないと言っているわけだから。
本来報われなくてはならない教育係も判事も敗北したということ。やっぱりすっきりしない。
なつ

なつの感想・評価

3.9
119分あるが、私はそこまで長いようには感じられなかった。
実際に、このような子供を更生させようと、多くの大人が努力をしているのは事実で、何がきっかけで“目覚める”のか分からない。

子供を抱き、判事の元に向かう彼が最初の方の彼と全く違っているように見え、安心した。
しかし、彼が入った部屋でもまた、昔の彼のような目をした子供が部屋にいて、解決しても解決しても、トラブルを抱える子は湧き出てくるんだの実感した。
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