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スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町のsmithmouseのレビュー・感想・評価

2.7
お、お新鮮がとても弁当でございますネ(動揺)(((;゚Д゚)))!?

「もうパパじゃない」
4人の学生が大学のHPに掲載する動画撮影のため取材旅行に出かけるが、向かった町には背を向けて立ち尽くす人間、仮面をつけた人間、奇妙な笑顔の人間など不気味な出来事が溢れかえっていた。

徐々に現実が蝕まれてく様がさりげなく入ってきて中々良いムードだが。
パニック前後と終始コロコロとカットが変わって結構見辛い、所々ハンディカメラでのPOVのためかなり無意味な捨てカット的なシーンも多く感じ正直全体的に冗長。

また、モトネタのショートフィルムを長編映画化したそうでそういった意味でも薄い味噌汁みたいで作り込みは少し甘い。
存在感の無いキャラクターやかなり少ない登場人物も祟ってる。

しかし、かなりの長さの焦らしの前半をへて危機感を一旦上げてから嫌な下げ方をするモーテルのシーンから一気にハイテンションに。
物置のシーンや”記憶”の仕掛け等かなり工夫や捻りが詰め込まれてて安っぽいながらもゾクゾク出来た。

豪快な食べっぷりのスマイル¥0映画。
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