凄いものをみてしまった。
ダンケルク撤退作戦、負け戦なのに、最終的には勝利につなげるジョンブルのしたたかな戦いをこんな風に映像化するとは!
やっぱりノーランは素晴らしい。
陸上、海上、空中の戦いをドイツ軍の顔を全く見せずに、臨場感あふれる映像で紡ぎだす描写にはおそれいった。
ヒューマンドラマとしてもちゃんと成立、燃料が切れても見方を守り通すスピットファイアのパイロット、自分の持ち船を出し、兵隊を救出するのが年寄りの義務だと語り、淡々とドーバー海峡を渡る一市民。
その代償はあまりにも大きかった!
その他のエピソードにも無駄が無い、今のところ本年度ベストなのでは・・・