スガシュウヘイ

ダンケルクのスガシュウヘイのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

(2017年9月 劇場鑑賞)

『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』と、ハズレなしどころか超ヒット作を連発しているクリストファー・ノーラン監督。私の一番好きな映画監督です。


しかし、今回は初の「ハズレ」でしたねぇ。というか、日本人向けではない感じです。「ダンケルクの戦い」は、一応ある程度予習していきましたが、それでも必要最低限のセリフしかなく、登場人物が何を目的に動いているのか、わかりづらい。わかりたい、という気にもなれない。


音楽(音響効果含め)だけはよかったですが、さすがにそれだけでは、緊迫感は続きません。


「初の実話」という宣伝もありましたが、本作はこれまでのノーラン映画とは、かなり「質が違う」ということだけは感じました。


紅茶だと思って飲んだら、ただのお茶で不味く感じる時の感覚です。最初からお茶のつもりで飲んでいたら美味しかった。もし本作がクリント・イーストウッド監督とかだったら、そのつもりで見るので素直に高評価だったかもしれない。




製作:2017年(英、米、仏、蘭)
監督:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー(『レインマン』『ライオンキング』『ダークナイト』)
出演:フィン・ホワイトヘッド