きんゐかうし卿

ディープ・インフェルノのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

ディープ・インフェルノ(2014年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

 

自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作で原題"Indigenous"。パナマのダリエン地区が舞台。『ザ・ビーチ('00)』にやや似た導入部~前半迄は佳かった。バイラルメディア等を採り入れた現代風の味付けだが、どんどんご都合主義になり、後半尻すぼみ。L.マッケオン演じるヒロイン“ステフ”が獣医の卵と云う設定も活かされておらず、全篇これと云った伏線も無い。4時間で1,000万回再生の動画でも臨時ニュースになったり、短時間で警察や捜索隊が動いたりと云うのは如何なものか。ラストももう一捻り欲しい。55/100点。

・字幕では"Facebook"が「SNS」と訳されていた。どこに行ってもイチャイチャする若者達に、このテの作品としての定石としてフラグは立ちっ放しだが、3:1と別れた後、3が襲われるイレギュラーな展開有り。

・『地獄の変異('05)』や『ディセント』シリーズ('05・'09)に似た“チュパカブラ”、外観や描写等はまずまずだが、パッケージ程、大勢出てこない。

・鑑賞日:2016年5月22日