Kuri

シング・ストリート 未来へのうたのKuriのレビュー・感想・評価

3.7
まず、ジョンカーニー監督の音楽映画が悪いはずがないのです。
"ワンス"には胸が躍ったし、前作"はじまりのうた"があまりにも素晴らしくて、飛行機の中でノリノリになってしまったし。
今回もすごく楽しく見れたので、映画にしっかりと監督の個性が刻まれた作品でした。

だから、自分のハードルを上げすぎてしまったと思うんです。前作でも個々のキャラクター掘り下げはあまりなかったけど、今回は気になってしまったのは、80sポップへの愛着があまりないからかもしれません(逆に前作での90sギターポップ的な音楽はど真ん中なので)。
兄貴はあれで良かったのかな、感情の流れが自分にはよくわからなかったのです。

ダニーウィルソン大好きなので、演奏シーンには大満足。特にバックトゥーザフューチャーオマージュのプロム風妄想には泣いてしまいました。
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