ばーどイヌサンローラン

僕らのごはんは明日で待ってるのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

2.9
試写会応募の時、石原さとみかと思っていました。で、試写会は………、




見事ハズれてしまいましたが…😖そして劇場でも見逃してしまい、結局DVDにて鑑賞📀



なんとなく直感で観てみたいと思った作品です。邦画はそんなに観ないのですが、今年、邦画で、ものすごく観てみたいと思ったのが、本作と『真白の恋』です。『真白の恋』も単館で、なかなか日程が合わず、観られずじまい😣早くDVDになって!!!




✔️ ちょこっとあらすじ

性格の全く違うカップルが織り成す恋愛模様をつづる瀬尾まいこの小説を映画化。ひょんなことから付き合うことになった男女が、食を通じて愛を育み、やがて家族になるまでの7年間を描く。メガホンを取るのは『あの女はやめとけ』『箱入り息子の恋』などの市井昌秀。
無口で他人に無関心な高校生・葉山亮太(中島裕翔)は、明るく率直な同級生の上村小春(新木優子)と体育祭の競技「米袋ジャンプ」でコンビを組む。1位を獲得して亮太が喜んでいると、突然小春から告白され戸惑うものの、いつしか彼女に惹(ひ)かれていく。二人は、ファストフードやファミレスで食事をしながら交際を続けるが……。(シネマトゥディ)





主演は『ピンクとグレー』の中島裕翔。『ピンクとグレー』は去年の邦画のベスト3に入る作品。そしてヒロインは初めて見ました、新木優子。脇を固めるキャストに松原智恵子、片桐はいり、大きくなったな〜美山加恋、岡山天音など…。てか、美山加恋って星野真里をぶちゃいくにした感じになってませんか?




中学で出会い、高校で付き合い、大学で別れ、社会人になり…



真逆な性格で、一件不釣り合い?って思うふたりが、彼女から絡まれる感じで徐々に距離を縮めていく。なのに大学生の頃、一方的にフラれた。




ちょー、まぢ?えーっ、意味わかんない!!!って言うが、ぢゃ❗️って感じで、彼の元を去ってしまう。




そしてスキスキ光線でガンガンくる大学の後輩の子と付き合ってみるも、しっくりこない。これぢゃない感が。(てか、なに?この、非モテや非リア充たちの反感を買いそうなモテモテぶりは?)




そして別れてもなお、元カノとのこと話す時"俺たち"と言っている。それをずっと聞かされている今カノはどんな思いだったことだろうか?てか、今カノが元カノさんのこと聞くからいけないんだけどね。こういうことは聞いちゃダメですよ、恋愛初心者のみなさん❗️



そんぐらい彼は彼女のことがいまだに忘れられないでいる。それは彼女だって…



だって彼女には、彼に言えない秘密があるのです。




ひゃー、なに?サスペンス?



ではないですが…




『誰だも人生で家庭を作るのチャンスは2回ある。生まれた時と結婚した時。自分は2回目のチャンスに賭けている。』



彼女は私生児で生まれ、母に捨てられ、祖父母に育てられた。一方、彼は、中学の頃、兄を病気で亡くしてる。ま、彼はそれで、それを引きずって、人生黄昏ていたのだが、彼女はポジティブだ。まだ希望があるもんね。



でも、その希望も途絶えようとしたら…?





こんな奥ゆかしい(死語ですよね、こんな言葉。昭和の置き土産だ)女性、今の時代にいるのだろうか?って思ってしまいます。彼を思い、本当のことはなにも告げずに身を引くなんて…



それに気付いたとき、彼はアル物を持って走るのだが…。てか、ソレ犯罪だよね〜、って思わなくもないが…



その疾走シーン、一生懸命で爽やかだよね。青春だ。


あることがキッカケで他人に無関心で、他人に心を開かなくなっていた主人公が人のことを思い、ここまでする男になっていたんです!成長したんだな。青春と成長はセットだからね。でも走ってる後ろからパトカーに追いかけられなくてよかったね。



食を通して距離を縮め親しくなっていくってはなしなのに、小洒落たカフェやレストランなんかは出てこず、出てくるのはケンタやファミレス、お家ごはんで、それって、いまどきの若者の等身大の姿なんだろな。




米袋ジャンプではじまり、白いご飯で終わる。米袋ジャンプではじまった恋が、紆余曲折を経て身を結んだようなラスト。洒落てる。





派手さはないけど、しみじみ沁み入る恋愛映画ですかね。





始まってすぐ、アレ?あれあれ?


越谷?


あ、越谷だ。市街地のロケはわたしの住んでいる越谷がメイン。えーっ、そうなんだ、見たかったな、撮影現場。



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