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不滅の女のmumbleboyのレビュー・感想・評価

不滅の女(1963年製作の映画)
3.6
アラン・ロブ=グリエ監督は時々作品を見かけて気にはなってたけど実際は観たことありませんでした。監督作品でなければ「去年マリエンバートで」は観始めたけど途中で挫折しました。名作と言われる作品でチャレンジしたけど体調のせいかあまりにも退屈に感じてしまいました。今作はそこまで退屈ではなかったけどあまりはまりもしませんでした。ヒロイン役のフランソワーズ・ブリオンは不滅の女ということだけあって魅力的でしたが主人公役のジャック・ドニオル=ヴァルクローズさんにはこれっぽっちも魅力を感じませんでした。普通の男性が絶世の美女に翻弄されるという作品だとヒッチコックの「めまい」とかを思い出します。「めまい」や他のヒッチコック作品も多数主演をしているジェームズ・スチュワート氏はイケメンではないけど何故か感情移入してしまう名オジさん俳優だと思います。今作もジェームズ・スチュワート主演だったらもう少し没入できたかも知れません。他のアラン・ロブ=グリエ監督作品もトライするべきか自分とは相性悪いのか、どちらでしょうか?
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