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恋物語の書き割りみたいな、こんな偽の街で何をするというの?
時間軸も実在性も解体し、寄る辺のない浮遊感、不安感そして焦燥感。認知していないものは動きを止め、認知していても実在が…
アラン・ロブ=グリエが1963年に発表した映画監督デビュー作(HDリマスター版)を鑑賞🎥
休暇を過ごすためイスタンブールにやって来た教師の男が、謎だらけの美女と出会う。
男は彼女と町を散策重ねるが…
トルコが舞台の映画を観たくて。
謎だった。フランス映画だった。
女の正体も、登場人物の台詞も、皆がつく嘘も、人物たちの相関性も、映画の流れ自体も、全てが謎で、謎のまま終わった。けどなぜか面白かった。…
アランロブグリエ初監督作。
あらすじが全てといえば全てだが、
60年代にこんな時代感のない作品があるのがそもそもロブグリエの凄さなのかもしれない。
舞台のイスタンブールの美麗な風景とシュールレ…
死体が喋っているみたいな女 頬のこけがその下の骨を思わせる 瞬きひとつしない、胸がかすかに上下しているから生きているのも映像なのもわかるけど、そのほかにはほとんど運動がない
不気味な女、謎がある…
(c)1963 IMEC