エリ

人魚姫のエリのレビュー・感想・評価

人魚姫(2016年製作の映画)
4.0
Blu-ray鑑賞なんだけど、映像綺麗だわ音デカイわでビックリしたw
開始から10分ほどは「やばい......つ、つまらない...」(^_^;)
しかしようやく人魚姫が出てきてからはドタバタ展開でとりあえず観てしまうw
最初は「疲れるな〜(^ω^;)」と思っていたチョット無理矢理な笑いどころも、徐々にペースにハマっていってホッとした!

人魚姫のあどけない笑顔が可愛くて、社長サマの何かと単純な反応が楽しい。悪ぅぅいお姉サンは声まで美人なのも魅力的だった。

「信じてもらえないと思うが...人魚が!(-_-;)アタフタ」と社長が警官二人組に打ち明けるシーン。
真顔の警官たちが途中で耐えきれず吹き出しちゃうんだけど、モーレツに伝染して盛大に吹き出した自分の爆笑レベルにビビったわいww

しみじみしない主役2人wに、一気に愛着が湧いちゃう遊園地でのシーン。ベタながらもそれまでの“ビミョ〜〜〜感”を一気に吹っ飛ばした!ここからようやく楽しくなった!!(はずww)

海や波のザブーン感は綺麗なんだけど、ジャンプ時のド派手さ、泳ぎの爆裂猛スピード等の“大雑把なダイナミックさ”はまさにギャグ漫画のよう。
ストーリーは王道をひた走るからこそ、そんな映像の正反対さが生きて、気づけばツッコミを入れる隙を奪われた気がする...ww

長老おばあちゃん人魚の、大きなヒレでのザブーンアクション。その貫禄に「おお...!!」と思うし、クソベタピュア展開には何度かウルッとしてしまいました。゚(゚^ω^゚)゚。

こういう世界、あるかも!?とちょっと思わせるけどやりすぎない(あるいはとてもやりすぎてるww)感じが、観終わる頃にはなんだか好印象になっていた楽しい作品でした。非常にオラオラ系乙女チックです。

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『人魚姫』と聞くと、小学生の頃に図書室でその歴史漫画(?)を借りたことを思い出す。
雨の中帰宅すると、ランドセルを乱暴に開けて取り出し、冷たい手でワクワクしながら読み耽った。

時は経ち、今回出会った現代の『(ぶっ飛んだ)人魚姫』。偶然にも雨の日の鑑賞で、忘れかけた何でもない薄い色の思い出がひとつ濃くなったようで嬉しかった。
エリ

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