そーいちろー

パターソンのそーいちろーのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
4.2
ペンと空白の紙と、世界を見つめる視線さえあれば誰でも詩人になれるし、例えそこでほとんど変わり映えのしないと思われる日常を過ごしていると思われようと、別に仕事をしていようと、紛れもない本物の詩人になり得る。どこにいようと、何か大切なものを捉えようとする心の「漂流」があれば人は自由であり得るし、どこかで本物の「詩人たち」と分かり合える。この作品を観るたびにそのシンプルな結論に気付かされる。
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