kyoko

パターソンのkyokoのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
3.9
寝不足の状態で観た。
完全に寝オチはしないけれど、覚醒もしていない、ふわふわとした状態。
ずっとまどろみながら「ふふふふ」と布団の中で笑っているような感じで観ていたと思う。心地が良かった。
こんな毎日を送れたら、こんな風に人と関われたら、どんなに幸せだろう。
とりあえずマーヴィンみたいな犬飼いたい。

映画自体のレビューからは外れるけれど。
永瀬正敏は私の「苦手な俳優」TOP3に入る。あとの二枠は都度入れ替わっているから、不動という意味では一位かもしれない。
「パターソン」は公開が決まった当初から楽しみにしていたのだけど、キャストに Masatoshi Nagase の名前を見つけて躊躇していた。がレビューを読むうちにやはり観ねばと思い立った。
結果アンチ永瀬正敏を再確認。
最後の最後で幸せなまどろみから覚醒してしまった。
予告では分からなかった、よりによってキーパーソン。

もちろんご本人には何ひとつ罪はない。
このキャスティングが私にとって不運だっただけのことだ。
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