パターソンの1週間
何でもないような事が幸せだったと思える〜映画です。
当たり前の事が当たり前ではなくなってしまった今だからこそ、心に残る作品です。
パターソンはパターソン市のバス運転手。
愛する妻+愛犬と暮らしている。
毎朝同じ時間に起き、同じ朝食を食べ、同じ道を通勤する。
同じ景色、同じ場所。一見、変わりのない日常を送るパターソン。しかし、そんな一日一日は、彼にとってかけがえない、大切な一日なのだ。
詩がキーポイントになっています。
正直詩には疎いので、完全に汲み取れたかと言われると、ノーです。ただ、パターソンが書いた詩が美しいってことはよくわかりました。
アダムはホント引っぱりだこですね。
最高指導者をやったり、サンチョパンサをやったり、離婚したり。まぉ巨匠たちが起用したくなるのもよくわかりますけどね。
佇まいと顔つきが、誰とも被らないですから。
自分の人生を見つめ直すと、小さな幸せが見つかったりする。
昨日とは何ら変わらないと思っていた今日が、特別な1日だったりする。
何があっても、日は沈み、また登り、そして明日がやって来る。
明日から、いや今日から、かけがえのない毎日を大切に生きることにします。