シロ

アナイアレイション -全滅領域-のシロのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ある地域に隕石が落下する。その地域はその日からシマーと呼ばれる領域に。シマー内はすべてを反射する領域であり、光も電波も遺伝子さえも反射してしまう。そのため、その領域内に入った人はおかしくなってしまい、戻らないとされていた。

ある日そこから1人の男性が帰還する。その男性の奥さんが本作の主人公で、浮気をしていたことが夫がシマー内に入るきっかけとなったと思い込んでおり、身体に異常をきたしながらも返ってきた夫がなぜこうなったのか原因を探るために自らもシマー内に入る。ラスト、実は旦那はそのシマーを作り上げたエイリアンが夫を模範したもので、主人公もシマー内で自分を模範したエイリアンを撃退するものの、意識?は模範されており、最後、シマー内から帰ってくるも人間世界危うし、といったところで物語は終わる。

作品としてはちょっと意味不明が強い。なぜシマー内で他の生き物は進化を遂げて生きていけるのに人間は生きれないのか、エイリアンの目的は何か、など、作品としての詰めが甘い。なんとなくは見続けられるが、いまいち盛り上がりにもかけ、演出もどこか大袈裟でイマイチだった。
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