このレビューはネタバレを含みます
マッツ・ミケルセンが出てるので見られる映画。そこそこ。
見ていて救われるような心地にはならなかったが、なんかいろいろあってハッピーエンドになる映画が見たいなら丁度いい。
あんまし神とかと馴染みが無いせいもあって、ヨブ記をなぞらえたような苦難を見ていてもそうかとしか。アダムとイヴァンとリンゴも、アダムとイヴとリンゴをモチーフにしてるなあとしか。
銃をバンバン撃ったり好き勝手したり、ゲスかったりなのは面白かった。
主人公のネオナチっぽさがヒトラーの肖像画を飾るのと風貌や仲間がそれっぽいっていうだけで、言動についてから特に。悪党ではあるが、常識という基準を持っているために、他よりまともに見えてしまう。総じて可哀想だなと思いながら見てた。