ばーどイヌサンローラン

だれかの木琴のばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

だれかの木琴(2016年製作の映画)
2.9
東陽一監督が懐かしく、そして池松壮亮ってのに惹かれレンタル。

世のお母さんは、お母さんであると同時に、女なのだ、ってこと。


蔑ろにしてちゃダメだ。


仕事に浮気?に忙しい夫、学校生活に忙しい娘。念願のマイホームを手に入れたが、誰も自分のことを見ていない、心は渇いている。



そんな渇いた心の隙間に入り込んできたのが若い優しそうな美容師。

美容師は新しい顧客になりそうだし、仕事だし、社交辞令で、いつものように客にお礼のメールをする。

と、その何気ない営業メールが、主人公の心に引っかかり、その営業メールに何度か返信しあい、返信がなくなると美容院の予約を入れ、何気ない会話から美容師の家の突き止め、家のドアノブに苺をかけてきたり、いきなり家に押しかけてたり、美容師の彼女のショップで絶対、着そうにもないロリ服買っちゃったり、そしてそれを…


多分、自分でもなにをしたいのか分かるず、やっちゃってるんだろうが…、はたからみたら明らかに異常。


行動はどんどんエスカレートしていく…




が、常軌は逸しない。



ギリギリの危ういアラフィフの女って、こんなもん?いや、違うよ。暇なのだ。幾つになっても構って欲しいのだ。誰でもいいのだ。だってその証拠に、次のターゲットを…





ひゃー、怖いですね〜





だから世の男性諸君、女性を蔑ろにしては、ダメですよ!!!






これは、この女性だけではなく、誰にでも起こるうることなのだろうな。てか、寂しい男も一緒だよね。気をつけねば…