ひろゆき

鉄コン筋クリートのひろゆきのレビュー・感想・評価

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)
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銀幕短評(番外)

さくっと4本です。ためると忘れるので。

「鉄コン筋クリート」
2006年、日本。1時間51分。
総合評価 60点。  【フィルマ平均点3.8点】
声優名を(あるいは俳優名を)映画の冒頭のクレジットに これ見よがしに並べるやり口は好かないですね。作中での想像力の発揮が大きく制約されるから。もしわたしが生まれかわって映画評論家になるとしたら、映画名(映画の表題)を隠して上映してほしいと 前にいいました。表題には当然のことながら、興行の商業的な成功への希求がすくなからず込められており、そこにも余分なバイアスがはたらく可能性がたかいから。この映画だってそうです(まあ本作はマンガが原作ですが)。クレジットは巻末だけでじゅうぶんですよ、そう思います。


「少女は卒業しない」
2023年、日本。2時間。
総合評価 65点。  【同4.0点】
高校青春卒業もの。この手の映画を観ると、とおくを見る目になりますよ、つかのま。中井友望さんのファンになりました。


「マッシブ・タレント」
2022年、アメリカ。1時間47分。
総合評価 50点。  【同3.8点】
FilmarksのポータルCMにコロッとだまされました。ニコラス・ケイジもののコメディですが、笑うタイミングが ほとんどありません。この原題は、「存在の耐えられない軽さ」に表題をひっかけていると思えますが、意味合いがちょっとわかりませんでした。


「カッコーの巣の上で」
1975年、アメリカ。2時間9分。
総合評価 50点。  【同4.0点】
これは不朽の名作、とされているようですが、つまらなかった。物語りはいつはじまるのだろうと思っているうちに、映画が終わりました。


ということで、フィルマ点数とわたしの評点とは相関関係がない(というかむしろ負の相関関係がある)のだと、だんだんわかってきましたよ。なにごとも平均にとらわれていては誤謬にいたりますね。そこで、しばらくは 評価のひくい映画を すこしガサゴソ当たってみますよ。はずれの時のショックもすくなくてすむし。かも。でもないかも。
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