海渡

バリー・リンドンの海渡のレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
3.0
アイルランドの農民の息子だったバリーが自らの力と運でイングランドの貴族までのしあがりそして最後には堕ちていく人生の話。
18世紀の貴族の生活が舞台となることもあって、豪華絢爛って感じの美術で美しい。

ラストに映されるエピローグ"good or bad, handsome or ugly, rich or poor, they are all equal now."という言葉が好き。
3時間入り込んでいた映画の世界から優しく追い出される感じ?がした。昔にはこんな人間たちがわちゃわちゃしてたんだな、そっかそっか。みたいな感じで、今生きてる時代が果てしない過去からの延長線上だって少しだけ実感して、なんか面白い。

ただいかんせんちょっと長く感じたな。180分だし無理もないけど。
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