「目の錯覚か？それとも部屋が伸びているのか？」
序盤の研究室へ行くシーンでの某テーマパークの某アトラクションネタがウケる！「毎回言うつもりか！」とか突っ込まれるところもいい。
それにしても今作は全編にわたって緊張感が足りない…。
小馬鹿にしたノリと、下ネタ全開のちゃらけた雰囲気を許せるかで評価が分かれると思う。
でも僕はこのノリ嫌いじゃない！ むしろ大好きだ！
だって男連中がみんなバカなんだもん(褒め)。
とはいえ、不満な点は結構多い(笑)。
一番は主役の小物感。申し訳ないけど、あんまり強そうに見えなかったし、ネームバリュー的にもプレデターとタイマン張れる気がしない。
どうしてもシリーズ物なので懐古的になってしまうが、最新テクノロジーの宇宙最強の異星人に対抗するなら、第1作目当時のシュワちゃんのようにこちら側も人類最強クラスの役者をぶつけてほしかった。
ストーリー的には序盤の雰囲気的から1作目を思わせる展開になるかと期待したんですが、蓋を開けてみれば人間同士がドンパチやりすぎでした。
人間側がプレデターのプラズマ・キャノンやガントレットを装備してもほとんどストーリーに活かせてないし、ラストの"アレ" は普通にダサくない？
プレデターに関しても行動理由がイマイチ弱いし、もっと単純に"狩り"をするプレデターが見たかった。
戦闘民族なんだから、地球人助けるとか、余計なこと考えなくていいんです。っていうかペラペラ喋んな！
そういえば過去シリーズで描かれていたプレデターが戦いで負った傷を治療する痛〜いシーンや、戦いの後にプレデターがくれる粗品？お土産？は今回なかったなぁ。
ただ、「AVP2」よりは遥かにマシ(笑)
ラストの展開からまだまだ話は続きそうですが、ちょっと展開が壮大になり過ぎてる気が…。
次回はアイアンマン？ なのか？
