このレビューはネタバレを含みます
エリザベス・モスが主演なので観賞。
期待通りの作品で大満足。何度もリピートしたくらい。
冒頭シーンからピリピリとした雰囲気が伝わってくる。
大きな海を一望できる場所に建つ豪邸という設定も良い。
そして、家を出てからも元恋人のエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)の一挙一動にビクついている緊張感溢れるモスの迫真の演技が素晴らしい。
終盤、セシリア(エリザベス・モス)がエイドリアンと対峙するシーンで着用していたリトルブラックドレスと、美しいハイヒールパンプス(セルジオ・ロッシかジミーチュウ?)のオールブラックコーデに真紅のルージュが映えてとても美しい。
セシリアの金髪と白い肌によく似合っている。
セシリアがDV気質の恋人から逃れた後、友人の家に身を寄せながら徐々に自分を取り戻していく過程も好き。
自分が選んだ服や靴、それらのお気に入りアイテムが少しづつ増えていくと同時にセシリア自身も本来の輝きを取り戻していく。
でも、それも透明人間(DV男)の嫌がらせによって台無しになるのだが…。
ラストでセシリアとエイドリアンが対決するシーンでは観ているこちらまで手に汗握ってしまう(笑)
ラストがハッピーエンドでホントに良かったと思える作品。