いの

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのいののレビュー・感想・評価

5.0
〈おことわり:2017年5月に記したレビューを再掲させていただきます。タイムラインからあがってきたCat師のレビューを拝読したら、自分のレビューも載せたくなってしまいました(下書きが保存してありました)。ここは自分のレビューなんだから、自分の好きなようにやって良いのだと、自分に言い聞かせ、そして、こんな言い訳がましいことを書いてからしか再掲できないような、そんなヤツで本当にすみませんっっ!!なお、このおことわりの部分は、しばらく経ったあとで消去致します。〉(追記:この、おことわりの部分も、そのまま残すことにしました。)





天井につかえて上に行けなかった風船。車から空に飛んでいった風船。風船の色がとても鮮やかで綺麗だった。

全然格好いい走り方じゃないのに、あの懸命に走る姿がいつまでも心に残り、私をとらえ続ける。励ましてくれているように感じる。そして、どんなに不格好でも、自分も息を切らして走りたい、と思う。

あのラストに完全にやられる。まいった。あんなラスト、やられてしまうに決まっている。

再びスクリーンに鋼鉄ジーグが登場してくれるその日までに、自分は編み物をマスターしておこう、と思う。

いやいや、やっぱり編み物のマスターはやめる!!!
ヒーローの出現を待つより、それぞれが(自分が)、世界を救うために、目の前の人に手を差し出すために、少しでも今よりましな世の中になるために、自分の中のヒーローを育てた方がいい。活躍を待つのではなくて、それぞれが(自分が)、ジーグになったらいいんだ。
いの

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