機内上映に各航空会社はこれをマストで入れるべき。よく眠れそう!
ポートランドに住むマークは、もうすぐ子供が生まれる奥さんがいる。旧友のカートが突然電話してきて、週末にキャンプに行こうと誘ってくる。奥さんは面白くないようだが、マークは愛犬ルーシーを連れて、カートとキャンプに行く。
以上!!
でもこの映画すごい評価高いんだよ~。ウィキによると Rotten Tomatoes で評論家のレビュー 85% で、
「澄み渡ったメランコリックな美が染みる、瞑想的フィルム」
ってやっぱ寝るだろー!
iMDb で高得点付けている人の感想を読むと、要するにマークとカートは、多分大学時代からの友達かなんかで、マークは普通の家買って子供ができる~みたいに普通の人になったのに、カートは未だにヒッピーみたいな生活をしている、そうして大人になると感覚が離れてしまう切なさを、言葉少なに表現していると。
また、個人的に思ったのは、車のラジオで政治的ニュースが流れていて、今って生き辛いよね、お先真っ暗だよね、って感じを醸し出していて、これから父親になるマークも、この先どーしていいかわからないカートも、みんな不安だよね、みたいなのは思った。
ポートランドのカスケード山脈の美が素晴らしいって言っている人もいたけど、映像の質は悪く、全然いいと思わなかった。
2人は温泉に行くんだけど、なんかきったねーな~って思っちゃった。誰も管理している人いなさそうだし、誰が入ったかもわからないところに良く入るなあ~。2人共、申し訳ないけど清潔なイメージがないので、なんか観ていられなかった。
そういえば、焚火のシーンでカートが「俺たちの汚い思い出」?だか「恥ずかしい思い出」?をなんとかかんとか、って言って、マークが「いいんだよ、気にするな」とかなんとか言ってたけど、なんだろ、性的に関係でも持ったのかな?なんかわざと、2人がどういう旧友なのかはモヤモヤさせているようなんだけど、温泉入っているときカートがマークにマッサージして、マークがバツ悪そうにしていたからなあ。
低予算でも「ニュアンス」の映画でもいいんだけど、これは面白いとは思わなかった。何度も寝落ちして、巻き戻して観たりしてたけど、特に見逃して困るようなところはなさそうだった。
あ、そうそう、忘れてた!犬は良かった。なんか本当に楽しそうで、木の枝をずーっと持ち歩いていたり。この犬が一番名優だった。あれは監督の犬で、本当にルーシーって名前らしい。