あらすじ : 経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・バンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でバンゲル家に隠された闇に迫っていく。
感想 :
よかった点としては
主人公2人のキャラクターがかなり高評価。
ジェームズ・ボンドで有名なダニエル・グレイブの弱々しさがとても新鮮だったし、007を見ていると勝手に比べてしまって面白かった。
次にルーニー・マーラ。ハマり役とはまさにこのこと。ピアスを開けたパンク風のファッションを身に纏って強い女性と思うが、ダニエル・グレイブに対して奥ゆかしさ?感じる恋愛もよかったなと……とりあえず、リズベットはいい女だと思う。
しかし、この作品に出ている女性は幸せな人がいない。これは男のエゴに振り回された女性の復讐劇的でもあるのかなと…
悪い点はミステリーが微妙なところ。
調査するシーンなどは緊張感があってどこかワクワクはするが、結果として肩透かしを食らった気分。