"氷の微笑"のP・ヴァーホーヴェン監督によるサスペンスドラマ(？)作品。
レイプされた主人公のその後を描いたストーリーは、決して犯人を追跡するようなものではなく、"午後8時の訪問者"のようにひたすら日常を描くだけ。
その中で徐々にレイプとの関連性が見え、犯人が明かされるが、だからといって犯人に復讐したりするわけではない。
「リアルというのはこういうもの」というストーリーだったのかもしれないけど、ハッキリ言ってよく分からなかった。
主人公を始めとした登場人物たちの変態性、ドロドロとした人間関係、終始胸糞が悪く、最後まで気分が晴れなかった。
ラストも理解できず、「これで終わり？」というところで終わった。
