ヒマラヤ8000m峰14座を世界で9番目に制覇した韓国人登山家オム・ホンギルの実話を基にした物語。彼と後輩ムテクの関係を軸に描かれるチームの絆。
ファン・ジョンミン目当てで観たけど前半はひたすらコミカルな感じで結構ユルいし登山シーンも思ったほどの緊張感は無く正直ナメてたw実話ベースやけどデキの悪い後輩ほど可愛いもんで〜なお決まりの展開。ただその後輩ムテクが一人前の登山家として成長し、男な顔になってきた辺りから物語的にも重さが出てきて面白くなってきた。
そして後半はやっぱ熱くなりましたね〜。ヒューマン遠征隊の哀しくも温かいミッション。過酷極まる8000m世界での決断の連続とチームの葛藤。映像的にも迫力がグンと増してやっぱ半端ではない。そしてファン・ジョンミンの満身創痍や泣きの演技は反則級にくるw
こういう映画を観るたびにその覚悟に圧倒されるけど同時にクレイジージャーニーな生き様にも魅了される。登山に限らずそこに到達した者同士にしかわからない世界があるんだな〜
ドラマは韓国っぽく人情強めやったけどやっぱファン・ジョンミンは情に厚い男がよく似合うね〜
