かつて、効率化を極めて自動王と言われたヘンリー・フォードは「労働者が製品に向かって歩くのではなく、製品が労働者に向かって動く」と明言しました。
映画ファウンダーは、マクドナルドを創った人物の物語ではありません。マクドナルドを奪った男の物語です。
1930年代後半、強烈な個性と創造性を持った兄弟がいました。
屋上に光る黄色いアーチ、8角形でガラス張りの美しい店舗、恐ろしいほど効率化された作業工程。
その店のメニューはハンバーガーとチーズバーガーのみ、ローラースケートに乗ったウェイトレスはいません。
清潔で美味しくて、とてつもなく早くて安い。マクドナルド兄弟は紛れもなくファーストフードのヘンリー・フォードでした。
レイ・クロックがマクドナルド兄弟と出会ったのは彼がすでに52歳の時でした。
シェイクミキサーのセールスマンだったレイは、とんでもなく繁盛しているマクドナルド兄弟の店の秘密を探ろうと考えます。
レイはその後、フランチャイズ化を推し進めて、様々な革新的なことをやってのけます。
でもそれは、マクドナルド兄弟の芸術的とも思える効率化、創造性を超えることはなかったと思います。
魂を盗んで巨大化していった男の物語「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、是非オススメです!!
バードマン以降、マイケル・キートンはかっこいい!!です!