ばーどイヌサンローラン

ウォー・ドッグスのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)
3.1
パケ借り。


実際に起きた詐欺事件についてまとめた記事が原作のアクションコメディ。


監督は『ハングオーバー!』シリーズや『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』そして観たくて観たくてやまない『全身ハードコアGGアリン』などのトッド・フィリップス。



出演は『ジャンプストーリー』シリーズなどのジョナ・ヒルに『セッション』や、今話題の『ビニー』などのマイルズ・テラーに、これから公開の『ブレードランナー 2049』のキューバ出身のアナ・デ・アルマス。そして『ハングオーバー!』つながりでブラッドリー・クーパーも。ブラッドリーは製作としても名を連ねています。それにしてもブラッドリー・クーパーの使い方は贅沢です。






『ケンとカズ』を彷彿させます。家族を養う為にっていう大義名分で違法なこと、危ないことに手を染める。そして女は愛想を尽かす。って、全く同じぢゃん。ま、こっちはラストは一応ハッピーエンドでじゃんじゃんって感じなんだけど『ケンとカズ』のほうが余韻が残るラストだったな…




そして『ビニー』繋がりでアーロン・エッカートの『サンキュー・スモーキング』を思い出した。



刹那な甘美の甘い汁の誘惑にハマってしまった2人の男たちの一瞬の成功とその後の転落をコメディタッチで描いているけど、結構、シビアでリアル。