かいと

ウインド・リバーのかいとのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.8
ポスターに目を引かれて見たくなった作品。
タイトルのウィンド・リバーとはアメリカ先住民の保留地の一つ。そこでおきた凄惨な事件の真実を暴くための物語。そしてこれは事実に基づいた話ということだ。

まず寒さの厳しさが半端じゃあない。体力がなくなって凍死とかではなく、肺が凍って出血するそうだ。また事件が起きても大した応援が得られないのは寒さが厳しく、都市から離れていることだけでなく、ネイティブ・アメリカンであるというアメリカの闇も描かれている(ちょっと背景情報がわかりづらかった)。
サスペンスにしてはちょっと謎が薄かったというか、結構あっさり答えにたどりついてしまって物足りなさを感じた。まあ主題が別であるからということなんだろう。
もちろんとてもショッキングだし、考えさせられる作品ではある。

マーベル好きとしては主演ジェレミー・レナーにエリザベス・オルセン、ジョン・バーンサルまで出てきたのには驚いた!!笑
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