『僕は靴を舐めて、勝つ。』
菅田将暉を主演に古屋兎丸の人気漫画を映画化した学園コメディー
この映画は原作を読んでいるかいないかで、好き嫌い分かれそうな映画だった。
時代錯誤を思わせる演出（時代設定は架空の昭和時代）、男のみの学園ドラマ、そしてハイテンション
ただ出演者に惹かれてこの映画を観ると、引く反応でも仕方ないかと…
が、しかし、この映画はそれらを吹き飛ばしても余りある面白さだった！
いやー期待してなくて、ずっと見てなかったけど、すげーいい出来でビックリした。
原作漫画の実写化で成功してる数少ない作品だと思う。
主演の菅田将暉、怪演でしたね。いい表情してたわ。
他の出演者もいい味だしてたけど、主役が主役している。存在感が抜群だ。
原作ファンも納得するんじゃないかな（私も原作は読破済のファンです）
一つだけ上げるとしたら、このクオリティで制作できたんなら、1本にまとめずに前後編の2部作でもよかったんじゃないと思う。
帝一が2年に進級してからのエピソードが全てカットとは。。。ま、1年時の選挙編が一番おもしろいから、仕方ないのかも。
個人的には2部作で完全版を見てみたかった。そこだけ残念。
