美女3人の不倫戦争。不貞なヤツはコルク抜きぐりんぐりんの刑。
お酒の呑み過ぎは気を付けなはれや！！という警鐘映画。
美女3人三つ巴状態で画面見てるだけで評価爆上げ状態！だったのだけど、ちょっと思ってたんと違う。
衝撃の結末でもなければ、謎解きミステリーでもないかな。そこを期待していれば落胆してしまう可能性があります。
ミステリーを期待して蓋を開けてみれば、ごマンとあるような愛憎サスペンス。結末はね。これは、わざと壮大な衝撃的な結末を予想させといて、実はよくある事件ですよ。という外し技なのだろうか？そうなるとちょっと下手な試合しちゃったなぁと残念な目でみてしまいますね。
第一、酒・ドラッグ等はミステリースリラー&サスペンスで使っちゃダメだろう...安易かつ卑怯な手段だ。まともに事件の事の顛末やトリックを予想をさせてワクワクさせる事をさせないんだよね。断片的に事実の映像をフラッシュバックさせるような演出はつきものだが、酒＆ドラッグが絡めば、その映像そのものがそもそも"事実"であるかどうかの確証もなく、全てが怪しく不確かになってしまうのでミステリーで使うのは卑怯かつ不作法。
いやでも美女3人は眼福でエミリー・ブラントの世界ランクの美人のはずなのに、うらぶれた恐怖のオバちゃん感を醸し出す役作りは見事で涙を誘うw
いつもの電車の車窓から見える線路沿いの家の人物の人物像・生活体を妄想するという、想像力豊かな人ならあるあるかと思えば、ただ前住んでいた家の周辺をしがみついて監視するという半ストーカーですからね！(ひょえ～
それでも全てを失う覚悟で己の自己確証や存在意義を取り戻す"女の闘い"として見れば、それは精神の繋がりのある女の奮闘の記録として人によってはフェミ映画として確かなモノを届けてくれるかと思います。
とすると、ミステリーとしてではなく、女性向け映画としてオススメかな？
