叡福寺清子

クロムスカルの叡福寺清子のネタバレレビュー・内容・結末

クロムスカル(2009年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

まずOPシークエンスでレナ・ヘディが出演していることに驚きました.こんなとこで下積みしてたんですねぇ.本作の2年後に,大のはまり役サーセイ・ラニスターを射止めるとは思っていなかったことでしょうに.さらには,原題が『Laid to Rest(安らかに眠れ)』というクソダサタイトルであることに驚きました.素直に『クロムスカル』のほうが,スッキリしてて,全然いいじゃござんせんか.こんばんわ.三遊亭呼延灼です.

で,本作.本作がなければ『テリファー』もなかったかもしれませんから,敬意は払いますが,でもやはり『テリファー』と比べると見劣りしてしまいます.血みどろスラッシャーやゴア系って,テリファー前とテリファー後に区別されるくらいに,テリファーってのは革命的でした.ですから,本作だって,リアタイで視聴したら,評価も違っていた事でしょう.
で何が物足りなかったのか.ズバリ!真面目すぎるんですよ,スカルさん.アート・オブ・クラウンさんのユーモアセンスを,もう少し学んだ方がよろしいんじゃございませんでしょうか.とはいえ,シンディの兄貴の顔削ぎは,腹抱えてしまいました.そーゆーとこですよ,頑張るのは.あと,コンビニの冷蔵庫で首を展示するような,底意地の悪さも素敵でした.近日中に2も視聴予定ですが,顔が溶け頭蓋骨も踏み潰されたスカルさんが,どのような復活を遂げるのか,楽しみでしょうがありません.