アルバート

午後8時の訪問者のアルバートのレビュー・感想・評価

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)
2.9
前作の『サンドラの週末』に続き、ダルデンヌ兄弟らしからぬ "ちゃんとしたプロットがある" 作品。2人には こういう作品求めてないんですよね。今後も この様な脚本の映画を続けるんでしょうか?

映画の序盤で主人公がショックを受けて、罪悪感を感じるのですが、彼女が見た その光景はカメラには写ってません。ここで主人公の気持ちとシンクロ出来るかどうかで、この後も この映画を楽しめるかが決まります。僕はダメでした。乗れませんでした。


総評:心に響いたシーンが幾つか有ったので、この映画を観て 何か得られる物は有ると思います。但し、オススメまではしません。


【豆知識】
現在 劇場公開されてるのは106分なので、カンヌで上映された物より7分短い再編集版ですね。仲の良い批評家達にアドバイスされてカットし直したらしいです。元のカンヌ版の方も気になります。
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