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『垂直のまま』に投稿された感想・評価

Omizu
3.3
【第69回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『ミゼリコルディア』など3作品が全国公開中の鬼才アラン・ギロディー監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品、セザール賞では主演のダミアン・ボナールが新人賞にノミネートされた。

うーん、ギロディー作品はそこそこ観ている方だが、そこまで出来がいいとは言えないのでは。意外な展開が繰り返されるのはいいのだが、流石にここまでされると飽きてしまう。

タブーを恐れないセックスシーンはさすがギロディーだが、展開が本当に繰り返しで飽きてしまった。ほぼワンシチュエーションの『湖の見知らぬ男』などとは異なり、色んな場所で起こる変な事態を描いているのだが、フシギと画面に変わり映えがしないように感じてしまう。

それは見せ方に問題があるからでは。どの場面でも一定のテンションで撮られていて、それ自体は素晴らしいのだが映画としてのサプライズには欠ける。

主人公レオがあらぬ方向に連れて行かれるというストーリーだが、なんとなく展開がこぢんまちしていてギロディーにしては大人しい印象。

それでもギロディーにしかつくれない変な映画であるには違いないのだが…

やっぱりギロディー監督作品では『湖の見知らぬ男』がベストかなぁ。面白くないわけではないが、ちょっとうーんとなってしまう作品だった。あとアンスティチュ・フランセはちょっと暑い。
菩薩
3.5
ノーモザイクガチ出産シーンがあってジジイがケツアナ掘られながら腹上死し狼がカッコよくて子羊がかわいいシングルファーザー奮闘記映画、としか説明のしようが無く困惑…。タイトルに託ければ確かにそれでも勃ち続けるチンポと立ち続ける男の話なのだがストーリーそのものも平行世界が交わると言うよりはそれぞれが配置転換される事によって進行していく。ジジイの自らが望んだであろう尊厳のある最期(?)は変態おっさんの信じ難い痴態に変換されてしまうし、苦し紛れに書いた自らは駄作と評するそれは傑作として受け取られ、そもそも自称爆音ピンクフロイドはおそらくウィッシュボーン・アッシュだった?と言う風に色々と齟齬を潜り抜けた先に謎に神々しいラストマン・スタンディングが待ち受ける訳だが、結局なんの映画だったのかが咀嚼出来ていない。つかあの謎の森の祠の謎儀式なんなのよ…謎過ぎる…。満席の場内で誰よりも落ち着きの無かったクソデブ害悪シネフィルがなぜだが横の席の何もしていないニキにキレていたが、それ含めて「どの口が言うてんねん」映画としては良い体験だった(?)。
sonozy
4.0
クセになるアラン・ギロディ監督。
これまた面白いなぁ。

脚本家らしきレオ(ダミアン・ボナール)が、インスピレーションを得るためなのか、車で田舎にやってくる。
だが、脚本を書く気配はなく、プロデューサーからの催促の電話には2週間後に必ず...などと引き伸ばし、前借り?の金を送ってくれないかと頼んでる。

・レオが気になり声をかけるが断られる青年ヨアン
・ヨアンと暮らしている関係不明な老人マルセル(大音量で自称ピンク・フロイドを聴いている ※実際は違うミュージシャンの曲)
・父ジャン=ルイと羊飼いをして暮らしている二人の子持ちのマリー(インディア・ヘア)との出会い
といった人々とのアレコレで忙しくなりw ますます脚本から遠のく。

この監督なので、レオの性欲のユニークさ、性器のアップも当然のように登場します。(本作では出産シーンも)

脈略なく登場する、レオが小舟を漕いで通う森の中にいるヒーラーのミランダ(ロール・カラミー)の治療方法とかも最高w

何を考えているのか分からないあの表情・他者への優しさや母性性を持ちつつ行動も性欲も奇妙なレオ(ダミアン・ボナール)を始め、すべてのキャラクターがいい味。

『Rester vertical(Staying Vertical)』というタイトルも、羊飼いの敵であるオオカミと対峙するレオが語る「困難に直面してもまっすぐ立ち続ける」という哲学的な意味も、レオの生命力の源/象徴としての「性的欲望/勃起」の意味もありそうで面白い。