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狂走情死考
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『狂走情死考』に投稿された感想・評価

古本屋さんで何本かサルベージした若松孝二の初期作品。そのうちの一本。

パートカラーのイメージがありましたが、この作品はオールカラー。夫を殺めた女と夫の弟との逃避行。

ピンク映画なんだろうけど、ピンク部分より物語と登場人物の濃さに惹かれた。

中盤くらいで出てるくる狂気人間、凄いインパクトでした。
yaaa
4.0
OPの新宿騒乱からの横移動で走って主人公が逃走、そして誇張され過ぎた設定での兄弟ゲンカに泣き叫ぶ義姉と、画面内に運動(動き)しかない繋ぎに自然と引き込まれる。
その後は誤って兄を殺したと思った弟と兄の奥さんが逃避行する。
反権力ド演歌な男と女の悲しい旅路かと思ったたら、ストレートに二人いたらヤることこれしかないでしょ!みたいに素直な感触でロードムービーとして結構面白い。
降りしきる雪とかの風景が結構圧倒的でよいな。
最後のまさかの展開に唖然とするも、妙に納得してしまう。

途中映画全体の何かしらのスイッチだと思うが、海から突然「やらしてくれ~」と現れて義姉さんに迫るガイラさんのシーンは最も成功した「進撃の巨人」の実写化にみえる
菩薩
4.5
大島渚『少年』の姉妹作にして、サニーデイ・サービス「青春狂走曲」のタイトルの元ネタ。警官の夫を射殺してしまった妻とその義弟(全共闘闘士)との逃亡劇。前半はひたすらエロスvsタナトスの対決、自らの過失に苛まれひたすら死に向かおうとする姉を弟はなんとか説き伏せようと、その暴力と死はあたかも宿命であったかのように諭し続ける。当然エロスの圧倒的勝利に終わり、二人は程なくして結ばれる訳だが、罪悪感に裏打ちされた交接シーンはより強烈な官能性を放つ。雪の降りしきる中をうつむきながらトボトボと、ひたすら北へ北へと歩みを続ける二人、まるで二人の結末を暗示するかのように冷たく暗い画面、そして不意に訪れる終末は果てしない無力感で満ちている。狂った世界(社会)のその一端で遭遇する狂った人間、狂った旧世界、もはやそこから発生する暴力は必然であり、暴力による社会変革は必要不可欠であるように思われるが、結局は権威・権力の前では個の反抗心、闘争などは無価値で終わる。褌一丁で鼻緒の千切れた下駄をぶら下げながら「ヤらせろ、俺にもヤらせろ。」迫ってくるキチガイ、雪の中に裸体の女を押し倒し荒縄で17回ずつ鞭打ちキチガイども、全体的に大島臭が強い中で若松孝二らしい過激な描写が印象に残る。これ今のところベストかもしれない。八甲田山並みに寒そうで寒そうで震える。

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