狂走情死考の作品情報・感想・評価

狂走情死考1969年製作の映画)

RUNNING IN MADNESS, DYING IN LOVE

製作国:

上映時間:72分

ジャンル:

3.7

『狂走情死考』に投稿された感想・評価

koss
3.7

大島渚「少年」と同時撮影の姉妹編、タイトルもまた「日本春歌考」からか。冒頭の学生運動の実写フィルムはいつもの若松孝二だが、出来上がりは見事なメロドラマ。実写フィルムにオーバーラップする人物、ゲバルト…

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若松69年作品。脚本は足立正生。刑事である兄を誤って殺してしまう。兄嫁との逃避行。
音楽:山下武士。誰?全く情報なし。

それにしてもこの頃の若松孝二のジャズ/アヴァンギャルドな音楽志向はいろいろ再検証されてみてもよいのでは。
詩郎
3.5

本物の学生運動エネルギーが尋常ではない
殺した理由を延々と哲学する二人
ロケ地の電車から見える景色がきれい!
膝枕って若松作品にはよく出てくるのかな
いやぁこれ撮影過酷そう、冬の海はきつい
「聖母〜…

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古本屋さんで何本かサルベージした若松孝二の初期作品。そのうちの一本。

パートカラーのイメージがありましたが、この作品はオールカラー。夫を殺めた女と夫の弟との逃避行。

ピンク映画なんだろうけど、ピ…

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lag
4.3

同じ言葉を繰り返す。私が殺した耐えられない逃げたくない罪を償い死にたい。でも飛び降りるのは恐い。違うよ事故だった運命だった。夢を見ていたのかしら。やっぱり現実か。受容しかけても僅かな拍子で元通りに崩…

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✔『狂走情死考』(4.1p←4.0p=20cでの評価から少し動く)及び『性犯罪』(3.7p)『テロルの季節』(3.8p←4.0)『〈いろはにほへと〉性賊』(4.5p←4.4)▶️▶️

若松の存…

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しっかり社会派を貫きながらのやってくる節目

村の掟による暗喩も説教くささはあるけどちゃんと比喩を使ってることが良い

警官の兄を撃つ。兄嫁との逃避行。海辺では白痴に邪魔をされ、雪原に逃げ込めば拘束、リンチのイメージに遭遇する。力と力が働く間には暴力しかない、そこには愛だの政治だの入り込む余地はないのだという。新宿騒…

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oekoju
-

なぜかはわからないけど、ちょっと考えないと寒いということに気づけなかった
むしろ直感的にはぬくい
終盤は気温よりも急な乾燥がこたえる

メモ
吉澤健いろんな顔がちらつく
渡瀬恒彦、松田優作、萩原聖人…

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