hayato

わたしは、ダニエル・ブレイクのhayatoのレビュー・感想・評価

3.9
【人生って他人に親切にするだけでこんなにも変わる。】

★名台詞

ケイティ『i'm daniel blake i'm citizen.Nothing more and nothing less.』
(私はダニエルブレイクだ。それ以上でもそれ以下でもない。)

私は私なんだ。変えることなんてできない。変わっているのは社会だと。

《ストーリー》◎
《演技》△
《音楽》×
《展開》○
《笑い》△
《感動》◎
《泣》○
《ハラハラ度》×

★感想
ダニエルブレイクじいさんがとっても可愛い!!
鑑賞したあと、人の温かさに心を打たれた。

年配の方って昔ながらの考え方を持っている。どんどんデジタル化している今の時代、覚えないと置いてかれてしまう。

その中で上手く環境にはすぐには馴染めないが、普通に生きようとする気持ちが伝わってくる。

キリスト教の教えでは隣人を愛しなさいとは良く言われるが、本当にその通りだと思ったりもする。
理不尽に騙されたしりもするのは注意が必要だが、みんなが心を平等にし、優しくみんなが接していけば、理解ある社会になるんじゃないかと思う。

シングルマザーの家族をみると、本当に強く逞しく生きるお母さんは偉大だ。
お腹ペコペコになっても、子供に分け与えるって泣ける。

ケンローチ監督はこの映画を死ぬ前に撮りたかったらしく、何を伝えたかったか。
生きづらい世の中が進む中でも親切にする事が大事だが、今の社会保障を見直さない限りなにも変わらない。

貧困を変えるためには。

愛が必要だ。

そして、言葉の計りは人間性が関係してるんだと。
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