山下達郎の1984年から2012年に行われたライブの中からベストパフォーマンスを集めて、劇場用ライブとして作られ、2012年8月に劇場で上映された今作を、ただ今、配信中。有料チケット購入でのみ観ることができる。
上映当時は、リアルなライブを観るのならいいけど、ライブの映像をスクリーンで観るなんて、そんなの意味ないみたいなことを思って、映画館に観に行かなかった。しかし、今、コロナ禍になって、ライブが、なかなかできない状況の中、貴重なライブ映像が配信され、それを観ることの素晴らしさと有り難さを痛感した。
ちょこちょこ好きなミュージシャンとかいたりしたけど、結局、今、一番好きなのは、山下達郎。これまでにライブを3回観に行ったことがある。正確に言うと、4回行ったことがある。コンサートが始まって、歌い始めたのに、声の調子が悪いから、もう一回別の日にやらせて下さいと達郎さんが言って、公演をやり直した回があるので。さらに、もう一回、プラチナチケットが抽選で当たったのに、家族が急病で行けなくなった時も1回あって、その後、コロナ禍に突入。
山下達郎のライブは、いつも3時間を超える長さで、その間、ひたすら熱唱し続けてくれる。音質にもこだわりがあるから、大きな会場では行わず、音のいいホールでしか行わなくて、音楽の職人みたいな感じで、ひたすらギター弾いて、熱唱して、時にアカペラで歌って、楽しませてくれる。早くコロナが収束して、また観に行きたい(ものすごい倍率のチケットに当らないとダメだけど)。
と言うわけで、そんな想いを胸に抱きながら、このライブを観たので、最高だった。
そして、昔の映像の山下達郎が若かった。髪の毛長いな〜。昔、最初に山下達郎のビジュアルを見た時には、驚いたけど…。
