かんな

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のかんなのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

金ローにて。こちらも本公開時見逃してた作品。

2部作だったのね。知らなかった…( ̄▽ ̄;)

今回は、たまたま観る前に岡田斗司夫さんが動画でネタバレなし解説をしたものが公開されてたので先に視聴→本編を観たのですが、いや、解説観ておいてよかった。

恥ずかしながら、その解説を聴いていなければ、この映画のテーマにアメリカならではの"いじめ"というような社会的問題が表現されてる事に気付けなかったと思うんですよね( ˊᵕˋ ;)💦

言い訳をすれば、↑解説を聞いた上で観てもそれらには日本とアメリカの感覚的違いがあるように思えたし、多分聞かないで観てしまっていたら、ホラー映画的な誇張表現なのかな…って素通りしちゃってたと思う…。

特に父親が血塗れの娘とバスルームをスルーするシーンなんかは、それこそ"ほんとに見えないんだ"と思い込んでたと思う…。

でも幸い解説のおかげで少なからずこの映画のテーマに触れる事が出来たから、この映画のホラー要素以外の部分…主人公達が"恐怖"に立ち向かい、打ち勝ち、成長するっていうジュブナイルストーリー要素を感じ取れました(*´ω`*)

そしてそういう部分が、ボクがレビューで挙げさせて頂いてる中で言えば"クワイエットプレイス"のようなわかりやすいホラーに比べると、凄く精神的、心理的な"恐怖"が描かれてるなーという気がして。

恐らくそれが、日本のホラーに近くて面白かったというのと、洋画にはあまり無い表現だと思え、きっとそれがスティーブン・キングがここまで売れ続けている理由の1つなんだろうなと自分なりに実感できました。


というわけで、総評。

この映画は、ただのホラー映画にあらず、ジュブナイル要素も楽しめる、ジャパニーズホラーファンにオススメしたい(当社比)ハイレベルホラー映画…です!(_๑òωó)_バァン!

↑上記の岡田斗司夫さんによると、原作は最近公開された続編と時間軸が交差されて書かれていて、映画とは違った魅力があるとの事。むー、興味は沸いたけど…なかなかハードルが高いですよね( ˊᵕˋ ;)💦(苦笑)
かんな

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