この映画のことを好きな人はスルーしてください。
ヒネくれ者の勝手な感想が続きます。
小学校からの友人が「観ろ！」って言ってたから、それなりに楽しみにして観た。
だけど大っ嫌いな映画だった。ごめんな。
ヘラヘラして何一つマトモに向き合おうとしない主人公・晴之。
こういう奴、大っ嫌い。
ゴメン、すみませんってお前がヘラヘラしているせいで、傷付く誰かや負担になる誰かもいるのに。
晴之が傷付けたくないのは“誰か”じゃなくて“自分”でしょ。
どうしてそんなに自分のことが好きでいられるんだろ。
イヤミじゃなくてさ、ヒネくれ者には眩しすぎてどうしても目を瞑ってしまうんだ。
この映画の中では（あるいは現実世界も）そのヘラヘラを“踏みにじられがちな善”として取り扱っていて、まるで馴染めなかった。
あぁそうだ。大学時代に『異邦人』を読んで「これだ！」って思ったあの感覚とそっくりだ。ま、大学時代は友達が全然居なかったしね笑
だからヒネくれ者のいち個人の感想って事で見逃してください。
にしても、人との距離を上手く測れないアイツがこの映画を勧めてくるのが面白い。
他人に誤解されがちなヤツだけど、やっぱそういうトコ好きだな。
