ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティーのブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

トルコ版『ヘルレイザー』又は『ジェイコブズ･ラダー』？
ヘルレイザーのピンヘッド始めセノバイド達が地獄の聖者とも言うべき苦行者の様な一種の崇高さが有るのと比べると『ケバブ(邦題)』の方はひたすら下品･不潔･下劣(笑)
やはりあの悪徳警官達は最初の事故でワゴン車が池に突っ込んだ時点で全員死んでて、あの飯屋は地獄の入口か待合室みたいな物で、ワゴン車で誰かを轢く事故→飯屋→地獄→脱出するも自分らが乗った車に轢かれる→事故→飯屋→地獄を永遠に繰り返しているのでしょう。
しかしテンポが悪い！始まって地獄巡りが始まるまで40分もかかる！
警官達が受ける責苦もヘルレイザーみたいな超常的なものでなく普通の(？)拷問ですし。
地獄のボスらしき人の話も長い！
それとボスの頭の鍵穴に鍵を突っ込んで地獄から脱出しますけど、あのボス自体がヘルレイザーのパズルボックスみたいな地獄脱出の為の鍵(鍵だけに...)か何かかと思ったら結局地獄に逆戻りですし設定もよく分かりません。
とはいえ80年～90年代初頭のスプラッターブームの頃はこういうB・C級ホラー映画が沢山ビデオ化されてました。
元々短編作品だったのを長編化したそうで、この監督のもっと気合いが入った地獄巡りホラー映画を見たいです。