Amazon primeから珠玉の名作を見つけ出せシリーズ③
何と瑞々しい映画なんだろう。
街を自転車で走り抜ける2人
夜中のプールで泳ぐ男の子
ノートいっぱい人書かれた好きな男子の名前
友達の好きな男子、でも、その彼が振り向いたのはわたし
よくある青春恋愛ものパーツだが、
カメラがとてもよく、
あの世代の気持ち良さ、まだ何も始まっていない無垢と無謀と無限な感じ。
そう、まさしく、街中をすり抜けていく自転車なのだ!🚲🚲
バイクや自動車ほど長く、遠くは進めない自転車
でも、何にもとらわれず、すり抜けていける自転車
あの頃は自転車で十分なんだ!
劇中、2人が減速しながら、「俺の勝ち」「私の勝ち」と競い合う場面、
可愛いね、なつかしいね、、
でも、この映画、以前観た記憶があるが、
一番肝心な部分をあろうことか、
忘れていた!💦
オレの記憶力大丈夫か?
この作品、普通の青春ボーイミーツガールのパーツを使いながら、
実は、あるカミングアウトから、もう一つ深く、広い世界観を創り出していくのた!
それはまあ、初見の方のお楽しみということで、なんだけど。
いやあ〰感心したなあ〰
作品が作られたのは、2002年だよね。
今から20年前に、この世界を捉えていたとは!
その後の2人が、前半の何百倍も愛しく、切なくなってきた。
そう、ボーイミーツガールを超えた、
台湾青春映画の不朽の名作です!