吉田ジャスティスカツヲ

鋼の錬金術師の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)
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はい。
単刀直入に申し上げます。

一本の邦画として観たら充分楽しいです。
【この製作チームよりも上手に鋼の錬金術師を作ることは、他の誰にも出来ないことだと思いました】
だからこそ惜しい部分や至らない部分が目立ち、良い部分よりも悪い部分が印象に残る【私にとっては悔しい作品】になりました。

観終えた私はいま、具体的にスコアをいくつにするかを決めかねています…


今作は屋外での撮影がとても多いのに、セリフが全て日本語なのに、背景といい役者陣といい日本の現実味を感じさせず‼︎
おはなし的には中弛みするハズの中盤も、画としての美しさが退屈をカバーしてくれました。

オファーを受けて一生懸命勉強して、役になりきった役者陣も褒めてあげたい。

監督:
松雪泰子さんは役作りのために【上半身だけを5kg増量】してもらいました。
(´-`).。oO(ホントに人間離れしてる…

つまり【ビジュアル面での説得力はほぼクリアした】と言って良いと思います。
特別アルフォンスに💯を差し上げたいな(´w`)
また、劇中で主役兄弟が【いま何歳なのかをはっきり表さないこと】も上手い言い訳に繋がったと思います。


さてと…
エドワード=山田涼介さん。
今作の私のスコアは全て、あなたの行動にかかっていると言って過言ではありません。
確かに現状の日本人俳優で【エド役を頼めるのは貴方しかいない】
私もそこに異論はありません。

以前から言うまいとしていましたが、大事な今回こそは聴いてください。
【山田涼介さんは喜怒哀楽の表現はできても、その強弱がまだまだ下手】ですよね?
大佐やウィンリィ等の仲間内に文句を言う際の【単に声を荒げる表現】
と、
目の前で【人命を踏みにじった者に対しての激昂】
が全く同じ芝居であるのは如何なものでしょう🙅

また、あなたには暗殺教室のときも感じたのですが【走り方や格闘がモッサい】です。
HiGH&LOWや亜人が既に世に出回ってしまった今、もう少し頑張りましょう😰

もう一つ我慢がなりませんので、この場で記してはいけないことも自己コメント📝に書かせていただきます。
ジャニーズファンのみなさんは、どうか開かないでくださいね。

したがって座長の努力次第でまだまだ改善の余地がありますし、次回作が作られたらまた劇場で観たいと思わせてくれる…

そんな一本になりました。